二者択一 choice between the two 2005 4 19

 日本の社会保障は、二者択一にあると思います。
核家族と高齢者福祉は、表裏一体のものです。
核家族化が進行したからこそ、高齢者福祉が必要になったと言えるでしょう。
 昔の日本は、大家族主義でしたから、
大家族が、福祉の機能を持っていたのです。
 今、ここに問題が発生しています。
少子化の進行によって、高齢者福祉が大きな負担になっているでしょう。
 日本の社会保障制度は、現状では、
現役世代(20〜60歳未満)から高齢者世代への仕送りという形に近いと思います。
 この仕組みは、ひたすら子供を増やすか、
少なくとも、子供の数を維持しないと成り立たないシステムです。
 そのシステムが、少子化によって、危機に瀕しているのです。
こうした危機を回避するのは、ひたすら子供を増やすか、
昔のように、大家族主義に戻って、大家族に福祉の機能を持たせるか、
どちらか、二者択一です。
 あるいは、もうひとつの方法があるかもしれません。
それは、消費税を、社会保障の費用に充てることです。
 しかし、そうなると、かなり高率の税率となるでしょう。
おそらく、消費税は、20%程度となるでしょう。
700円のランチを食べれば、消費税は、140円です。
1,500円の本を買えば、消費税は、300円です。
7,000円の服を買えば、消費税は、1,400円です。
 さて、どれを選ぶのでしょうか。
今の若者は、政治に無関心ですから、結局、高率の消費税になるでしょう。





























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